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2005/12   撮影

   ヒイラギ                 サザンカ 
 
 12月の表紙(花咲き中)は、3日(土)朝8時頃写した2枚の写真

 ヒイラギ(柊) 木偏(へん)に作り(つくり)が冬で「柊」、12月の表紙にふさわしい名前である。古くからその鋭いトゲによって邪気を払う木とされた。別名「鬼の目突き」。
2月の節分に、「鬼の目突き」を立てる風習があった。太めのススキの穂を20センチくらいに切り、棒の先から5センチほど切り込みを入れ、ヒイラギの葉を1枚はさみ、はさんだ棒の先に鰯の頭を差し込み、藁を燃やした炎で少しあぶってできあがり。これを戸口に立てて魔除けとした。鋭いトゲときつい臭いで鬼(魔物、怨霊)が退散ということから生じた厄除け風習であろう。

 サザンカ(山茶花) ツバキ科ツバキ属の花木であるが、椿との違いは大きく二つ。先ず、花の時期が山茶花は秋から冬、椿は春。次に花の散り方であるが、山茶花は花びらが1枚1枚散るのに対し、椿は花全体がボタッと落ちる。昔、武士は赤い椿の花がボタッと落ちる様子から斬首刑を連想して、庭に植えるのを嫌ったという。



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